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読谷山花織(ゆんたんざ はなうい) [工房見学]

昨日の夜から続いた雨はお昼前にはすっかり上がって、
さあ、読谷山村へ行きます。

読谷村の伝統工芸・読谷山花織の復活保存・後継者育成をおこなっている
読谷山花織事業協同組合へまず向かいました。

そののち、工房を見学。

数年前に訪れた時も素晴らしい織物をたくさん見せていただきましたが
今回もとても色合いも良く、欲しいと思うものが沢山ありました。

織物の写真を載せることができないのが残念です。
(柄とか色合いがコピ-されるのを避けるためだそうです。)

t_DSC01061.jpg

紺または白地の上に赤、黄、緑などの多彩な色々でジンバナ、カジマヤ-、
オ-ジバナの3つの基本花とする30種余の幾何学模様の花柄を織りこれに
絣や縞、格子の加わった紋様があります。(読谷山花織事業協同組合より)


花織の紋柄を構成する主な基本単位図です。
それぞれに意味があり
織り手の想い(ウムイ)を込めた模様を織りなしていきます。


weave01.gif

ジンバナ(銭花)
これはお金をかたどった模様です。
裕福になりますようにという願いが込められています。



weave02.gif

オージバナ(扇花)
末広がりの扇形を写した扇花です。
子孫繁栄の願いをこめて。



weave03.gif

カジマヤーバナ(風車花)
97歳になると風車を配る習慣から長寿の願いをこめて。



t_DSC01062.jpg

これは着物になった完成品です。
いいですよね。
色合いもとっても素敵。

またこちらでもお忙しい中
お時間をたくさん割いてくださいました。
そして工房では、作業のお邪魔になるので、
見学はあまり好まれないのですが
とても快く案内して下いました。

すべてに感謝です。
ありがとうございます。


読谷山花織事業協同組合のHPです。

http://www.yomitanhanaori.com/index.php

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